大学五年生 平石尚人 の青学5年間

第98回を迎えた冬の風物詩、箱根駅伝。2位に10分以上の大差をつけて2年ぶり6回目の総合優勝を果たしたのが、青山学院大学だ。

近年、分厚い選手層が話題になる同校で、1年前に5年生で重要区間の山登り5区を走ったのが竹石尚人さん(24)である。総合優勝、2度のブレーキと人生最大の喜びと絶望をすべて経験したという強烈な5年間について語ってくれた。

 

箱根駅伝ブレーキから2カ月引きこもり…青学大竹石尚人が“勝利至上主義”から解放された瞬間

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あの青学大箱根5区ランナーは今…竹石尚人24歳が語る“静岡のテレビ局に就職して1年”「反省は無限に出てきますね(笑)」

 

「今年の青学はすごかったですね」

 竹石尚人さんは、そう言って笑顔を見せる。

 1年前、1年留年して臨んだ箱根駅伝では、ラストチャンスで掴んだ5区を駆けた。だが、思ったように走れず、青学大は総合4位に終わり、連覇を果たすことができなかった。悔しさと申し訳なさで表情を失い、立ち尽くす竹石さんの姿は、そこだけモノクロの世界のようだった。

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「なぜ青学大はそんなに強いんですか?」箱根5区を走ったOB竹石尚人24歳に聞く“青学大は誰もラクをしない”

 今回の箱根駅伝は、青学大の2年ぶり、そして完全優勝で幕を閉じた。往路の3区で首位を奪うと、そのまま一度もトップを奪われることはなく、大手町まで走り抜けた。そのシーンを竹石尚人さんは、夜に自宅のテレビで見た。

「2日とも高校サッカーの初蹴りの取材があったので、夕方6時ぐらいに帰宅して、そこから録画で見ました。今回、優勝はもちろん、2位に10分以上の大差をつけて勝ったことはめちゃくちゃすごいと思うんです。本当に今年の青学は強かったですね」

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