箱根駅伝はオリンピック入賞ランナーを成長させるか…早稲田大OB・竹澤健介さんの考察

 2021年は東京オリンピックパラリンピックイヤーだった。箱根駅伝からこれまでに生まれた数多くのオリンピック選手の中には、学生時代に世界最高峰の大会を走った経験を箱根路へ持ち帰ったランナーもいる。第98回箱根駅伝(2022年1月2、3日)では、東京オリンピックのトラック種目で7位入賞を果たした三浦龍司選手(順天堂大)が、その一人に加わることになる。駅伝とトラックの「二刀流」にトップレベルで挑む三浦選手は果たして、どのような試練に直面し、どれほどの収穫を手にするのだろうか。早稲田大で「天才ランナー」と呼ばれた学生時代、同種のチャレンジを経験した竹澤健介さん(35)(現・大阪経済大陸上競技部長距離ヘッドコーチ)は、こんなふうに考えている。

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