日本では男子長距離種目の中でも、注目度が低かった男子3000m障害に、活躍が楽しみな選手が出てきた。
三浦龍司(順天堂大2年)は、今年5月の東京五輪テストイベントで日本記録を18年ぶりに1秒47更新する8分17秒46をマーク。さらに6月26日の日本選手権ではラスト600mの水濠を越えてから転倒したものの、圧巻のスパートで2選手を抜き去り、8分15秒99で優勝し、東京五輪代表を決めた。
五輪のエントリーランキングは20位だが、伸びしろが十分なだけに五輪本番での決勝進出だけではなく、入賞の可能性も感じさせている。
東京五輪1日目のスタートリスト発表!3000m障害1組目は日本記録保持者・三浦龍司
7月30日に初日を迎える東京五輪の陸上競技。1日目のスタートリストが発表された。 日本代表の初陣を飾るのは9時15分に始まる走高跳で、戸邉直人(JAL)と衛藤昂(味の素AGF)で、衛藤がグループAの試技順1番目。戸邉はグループBの9番目に入った。
トラックは9時30分から始まる男子3000m障害が日本代表のスタート。1組目には日本記録保持者の三浦龍司(順大)が切り込み隊長として決勝進出を目指す。