三浦龍司記事【Number Web】

「僕にとって3000m障害は天職です」三浦龍司19歳が明かす“2つの覚悟”〈東京五輪で史上初の入賞を勝ち取って〉

 東京五輪の3000m障害。三浦龍司にとっては初めての国際大会だった。それでも、世界のトップ選手を相手に競り勝って予選を2位で通過すると、決勝では見事なレース展開で7位入賞を果たす。 日本人史上初の快挙を成し遂げた19歳に、東京五輪までの道のりから駅伝への想い、そして意外な素顔について聞いた(全3回の1回目/#2、#3に続く)。

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順大2年生エース三浦龍司に聞く“駅伝への率直な想い” 苦手だけど「箱根に賭ける熱意では絶対に負けていない」

 昨季、順天堂大全日本大学駅伝で8位、箱根駅伝は7位という成績だった。

 ただ、箱根に関しては、予選会でトップ通過を実現し、選手は自信を持って挑んだだけに、トップ3の目標を実現できず、悔しさだけが残った。

 三浦は、駅伝デビューとなった昨季のレースについて、こう振り返る。

「全日本までは順調に走れていましたし、結果(1区区間賞)もちゃんと残せていました。でも、箱根駅伝は日本選手権の時に故障してしまって……。距離への不安もあったなか、最後に合わせていかないといけなかったんですが、うまく調整できなかった。1区で勢いを作る重要な役割を任されたのですが、その役目を果たすことができなくて、悔しかったです」

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 東京五輪の3000m障害での7位入賞をはじめ、国内の各大会でポテンシャルの高さを結果で証明し、一躍、日本の中長距離界の顔になった三浦龍司。陸上界史上初の快挙を成し遂げたが、まだ大学2年生の19歳。その素顔はあまり知られていない。 「とにかく、マイペース」

 三浦は、自分の性格をそう語る。こだわるものには集中するが、それ以外は無頓着で、いい加減だという。

 ただ競技に対しては非常に慎重だ。結果を出せていない、あるいは不向きと自らが感じている種目でのレースは設定タイムを落とし目にするなど、自分に期待しない。例えば、今年2月の日本選手権クロスカントリー(福岡クロカン)がそうだった。

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