タスキを渡し忘れた父とタスキをかけることができなかった息子 松葉和之(亜大OB)、慶太(青学大4年)親子の箱根駅伝物語

 1990年。第66回箱根駅伝で歴史的な「珍事件」が起きた。

 亜大の6区・田中寛重さん(当時1年)が駅伝の“象徴”とも言うべきタスキを忘れてスタートしてしまった…。約50メートル走ったところで気づき、付き添いを務めていた先輩の松葉和之さん(当時3年)が渡し忘れていたタスキを掛け直して再スタート。箱根の山を懸命に下った。

news.yahoo.co.jp