《箱根駅伝》四強・明大は、なぜ“シードすら”取れなかったのか?「大学駅伝の戦国化が進む」2つの要因

 駒澤大学の劇的な逆転優勝で幕を閉じた第97回箱根駅伝。ただ、レースを大きく盛り上げ、主役を演じたのは間違いなく出場4回目の創価大学だった。選手が見せた強豪校に劣らない強く、溌剌とした走りは、観ている人の心に刺さったに違いない。

 しかし、その前評判は決して高くはなく、今年は青山学院大学東海大学、駒大、そして明治大学が優勝を争うだろうという声が圧倒的に多かった。蓋を開けてみると、レース展開は「カオス」になったのだ。

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