日本陸上選手権の最終日が4日、大阪のヤンマースタジアム長居で行われ、注目の男子100m決勝では、連覇を狙った昨年の世界陸上ファイナリスト(7位入賞)のサニブラウン・アブデル・ハキーム(24、東レ)が脚をつらせてスタートから出遅れ、最下位に終わるという波乱が起きた。優勝したのは坂井隆一郎(25、大阪ガス)でタイムは10秒11(向かい風・0.2m)、2位は自己タイの10秒13をマークした柳田大輝(19、東洋大)、3位は9秒98のタイムを持つ小池祐貴(28、住友電工)で10秒18だった。なぜサニブラウンの失速が起きたのか。