ロンドン世界陸上 総決算
川内の9位がやっと 男子マラソン“粘って拾う戦法”に限界
予想通りの結果だった。
男女同日開催のマラソンは、男子はケニアのジョフリー・キルイ(24)が2時間8分27秒で初優勝。日本勢は、今回で代表引退を表明している川内優輝(30)が2時間12分19秒で9位。中本健太郎(34)は2時間12分41秒で10位、井上大仁(24)は2時間16分54秒で26位に沈んだ。
400mリレー初の銅 日本男子“大バクチ変更”ズバリの裏側
日本の強みが発揮された。陸上の世界選手権9日目(日本時間13日=ロンドン)の男子400メートルリレー決勝で、日本(多田修平=関学大、飯塚翔太=ミズノ、桐生祥秀=東洋大、藤光謙司=ゼンリン)が38秒04で3位に入り、世界選手権で初のメダルを獲得した。
陸上の世界選手権男子200メートル決勝(10日=ロンドン)で20秒63で7位に終わったサニブラウン・ハキーム(18)。
日本勢14年ぶりの表彰台はならなかったが、大物の片りんを見せつけた。
決勝本番では終盤に右足の異常で失速したものの、前半の100メートルでは海外勢と互角のレースを展開した。
ボルト「頼らずとも偉大になれると証明した」 引退会見で残した“最後の提言”
人類最速男と呼ばれたウサイン・ボルト(ジャマイカ)は、ロンドンで行われた陸上の世界選手権を最後に現役引退した。輝かしいキャリアに幕を下ろしたスーパースターは「ドーピング違反者には永久追放を」と“最後の提言”を行ったという。英地元紙「ガーディアン」が報じた。
桐生VS多田!いきなり9月に激突 日本インカレで9秒台狙う熱戦
陸上の世界選手権で銅メダルを獲得した男子の400メートルリレー代表、男子50キロ競歩銀メダルの荒井広宙(29)=自衛隊、銅メダルの小林快(24)=ビックカメラ=ら日本代表が15日、羽田空港に帰国した。リオデジャネイロ五輪に続きメダリストとなった桐生祥秀(21)=東洋大、リレー1走の多田修平(21)=関学大=はともに日本学生対校選手権(9月、福井)に出場予定。デッドヒートで日本人初の9秒台を狙う。