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復調した才媛ランナー・鈴木亜由子「東京五輪のために今確かめたい」
8月の世界選手権ロンドン大会を前に、大きな大会としては最後となる日本陸上選手権大会で、鈴木亜由子(日本郵政グループ)は1万mに出場した。
何度も仕掛けて数mの差をつけながらも離しきることができず、最後はスプリント力のある松田瑞生(ダイハツ)の勝ちパターンに持ち込まれて2秒24差で敗れた。それでも鈴木は、参加標準突破者あり、今大会2位に入ったことで、世界選手権代表を確実なものにしている。
復調した才媛ランナー・鈴木亜由子「東京五輪のために今確かめたい」|陸上|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
才媛ランナー鈴木亜由子の選択。東京五輪「マラソンのエース」はあるか
世界陸上ロンドン大会で1万mと5000mに出場した鈴木亜由子(日本郵政)は、世界と戦う難しさを目の当たりにした。1万mでは、優勝したアルマズ・アヤナ(エチオピア)の3600mからの急激なペース変化に対応できず、後半には5000m中盤で、一度離れた入賞ラインを狙う集団に追いつくために足を使ってしまったことも響き、最後のスパート合戦で競り負けて31分27秒30の10位に終わった。入賞を目標に挑んだ5000mでも、予選の中盤で先頭に出る積極性を見せながらも、3000m過ぎからのアフリカ勢の仕掛けについていけず、前回の世界陸上北京大会に続く、決勝進出は果たせなかった。
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