サニブラウンが9.99秒と同時に達成した、日本人が知らない偉業とは

 陸上選手のサニブラウン・ハキームが、ついに夢の9秒台に到達だ。5月11日に米アーカンソー州で開催されたSEC陸上選手権大会の男子100メートル走にて、日本歴代2位となる9秒99で優勝。5月1日から記録認定がスタートした東京五輪の参加標準記録(10.05秒)を日本人選手として最速でクリアすることとなった。

サニブラウンは史上139人目、日本人としては2人目となる9秒台をマーク。日本陸上界にとって最高のニュースとなりましたが、本人は『遅かれ早かれ達成できると分かっていた』と涼しい顔でした。彼にとっては記録よりも、練習で培ったすべてを出し切ることのほうが大事だったそうです」(スポーツライター

 日本の各メディアはサニブラウンの9.99秒走を一斉に報道し、東京五輪でのメダル奪取に期待を寄せている。だが今回のレースでサニブラウンは、日本人初の偉業も達成していたのだが、それに気づいているメディアは皆無のようだ。前出のスポーツライターが指摘する。

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