ある五輪審判員の物語 そっと肩まで上げた赤旗 「ファウル」エチェバリアと共有した無念

 北京冬季五輪が盛り上がりを見せる中、兵庫県小野市出身の陸上オリンピアン、小林祐梨子さん(33)が昨夏の東京五輪をテーマにした講演会で披露したエピソードが聴衆の感動を誘っている。陸上の男子走り幅跳び決勝で脚を痛め、金メダルが懸かった最終試技で跳べなかった優勝候補の選手に対し、主審の日本人男性が見せた「ある対応」の話だ。主審は小野市と同じ北播磨地域の西脇市出身で、今は大阪にいた。知られざる舞台裏を、本人が明かしてくれた。

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