韓国の英雄が語った歴史と現実 孫基禎の無念晴らした黄永祚―五輪あのとき

 日本オリンピック委員会JOC)の記録に残る日本の歴代入賞者。1936年ベルリン五輪男子マラソンの金メダリストに、孫基禎の名がある。韓国が日本の統治下にある時代だった。

 92年。バルセロナのスタジアムで孫は韓国の黄永祚がトップでゴールする姿に、目頭を熱くする。日本の記者に過去を多くは語らなかったが、黄が代弁するように胸を張った。

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