有森裕子が低迷する女子マラソンに提言 世界に追いつくため、必要なこととは

 かつては2000年シドニー五輪と04年アテネ五輪で、高橋尚子野口みずきが金メダルを獲得。記録的にも01年ベルリンマラソンで高橋が女子初の2時間20分突破となる2時間19分46秒の世界記録をマークし、その後も04年に渋井陽子が、05年には野口が相次いで日本記録を更新して2時間19分12秒にまで記録を伸ばした日本女子マラソン。現役選手では17年に安藤友香(ワコール)が日本歴代4位の2時間21分36秒を出したほか、16年の福士加代子(ワコール)の2時間22分17秒が8位、18年松田瑞生ダイハツ)の2時間22分23秒が9位にランキングされているが、世界大会では全く結果を残せない状況になっている。

 その要因を、1992年バルセロナ五輪銀、96年アトランタ五輪銅の2大会連続でメダルを獲得した有森裕子氏に分析してもらった。

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