第95回箱根駅伝 関連記事 Part II

東海大学が悲願の総合初優勝。
チームに生まれた箱根駅伝への「執念」。

「優勝を狙ってはいましたが、絶対に勝てるという確信はありませんでした。優勝の実感はまだ湧かないですね」

 大学史上初となる箱根駅伝総合優勝を成し遂げた後も、東海大学の両角速駅伝監督はまだ、勝利の余韻に浸る余裕はなさそうだった。その表情には喜びとともに、安堵の色が浮かんでいたように見えた。

 それほどまでに、第95回箱根駅伝は激戦だったのかもしれない。

 戦前の下馬評では、分厚い選手層を誇る青山学院大学が圧倒的優位にあり、それを経験豊富な東洋大学、3年生に有力選手が揃うスピード派の東海大学が追うと見られていた。

 往路で主導権を握ったのは東洋大学だ。

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東海大、箱根初制覇の一因。阪口が生み小松が喜んだ「最高の4秒差」

 東海大の阪口竜平(りょうへい/3年)が平塚中継所(8区)に入ってきた。手を上げた小松陽平(3年)が待っている。「頼む」と襷(たすき)を渡した時、トップの東洋大とは4秒差だった。

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「これぞ箱根の駆け引き」。青学大vs東洋大、両監督の戦略を分析した

 総合力の高さで東海大が初優勝を決めた第95回箱根駅伝で、「これぞ箱根駅伝の駆け引き」という面白さを見せてくれたのが、往路の東洋大青学大のレース戦略の組み立て方だった。

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