ナイキ厚底シューズ 国際陸連が禁止か 複数英紙報じる…記録更新続々、箱根も席巻
英紙「テレグラフ」、「タイムズ」、「デイリーメール」など英各紙は15日、男女のマラソン世界記録を誕生させるなど陸上長距離界を席巻しているナイキ社の厚底シューズ「ヴェイパーフライ」について、国際陸連によって禁止となる可能性が高いと一斉に報じた。国際陸連は昨秋から調査チームを立ち上げており、「デイリーメール」によると今月末にも調査結果が発表されるという。
マラソン“新兵器”ナイキ製「厚底シューズ」禁止? 世界陸連が新規則で制限か 複数の英紙が報道
陸上長距離で最近数シーズン、好記録を連発しているナイキ製の厚底シューズが世界陸連の新規則によって禁止されることになると15日、複数の英紙が一斉に報じた。世界だけでなく日本のトップ選手の使用率は高く、使用禁止となる時期によっては混乱は必至。東京五輪の男女マラソン、競歩の札幌移転問題で困惑した陸上長距離関係者にとって、また頭を悩ませる問題となる可能性もある。
大迫「厚底」禁止報道に「さっさと決めてくれーい」
陸上長距離界を席巻するナイキ社の厚底シューズ「ヴェイパーフライ」シリーズが世界陸連の新規則により禁止されることになるとの英メディア報道を受け、日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)は16日、自身のツイッターで「ヴェイパーどうのこうの記事に疲れている人多いはず どっちでも良いからさっさと決めてくれーい! 僕ら選手はあるものを最大限生かして走るだけ!それだけ!」とコメントした。