青山学院大は駅伝3冠へ隙なし
4連覇中の王者は今季、ますます力を増している印象だ。出雲、全日本を制し、箱根では史上初となる2度目の大学駅伝3冠を目指す。
強さを支えるのは選手層の厚さ。今季は出雲、全日本の計14区間全てで区間5位以内と、圧倒的な勝ち方を見せている。4年生では前回の箱根で2、6、7区区間賞の森田
東海大の
主軸充実で新戦力も台頭する東洋大
全日本4位の駒大は箱根駅伝で3強の一角を崩せるか
11月4日に行われた全日本大学駅伝(熱田神宮-伊勢神宮、8区間106.8キロ)で、過去最多の優勝12回を誇る駒沢大学は4位に終わった。箱根駅伝の予選会(10月13日)でぶっちぎりの1位通過を果たし、それを「0・5冠」と数え、全日本、箱根と続けて「2.5冠」をもくろんでいたが、夢はかなわなかった。それでも、メンバーに暗さはない。今大会で上位を占めた青山学院大(1位)、東海大(2位)、東洋大(3位)の「3強」の一角を崩すべく、駒大は箱根駅伝に挑む。
厚い選手層で士気高い帝京大
出雲、全日本でともに過去最高の5位に入り、勢いに乗る。主将の竹下