箱根駅伝2019 戦力分析

青山学院大は駅伝3冠へ隙なし

 4連覇中の王者は今季、ますます力を増している印象だ。出雲、全日本を制し、箱根では史上初となる2度目の大学駅伝3冠を目指す。

 強さを支えるのは選手層の厚さ。今季は出雲、全日本の計14区間全てで区間5位以内と、圧倒的な勝ち方を見せている。4年生では前回の箱根で2、6、7区区間賞の森田歩希ほまれ主将、小野田勇次、林奎介けいすけが健在。経験豊富な鈴木塁人たかと(3年)も好調を維持している。

www.yomiuri.co.jp

 

 

 

 

中合宿スタミナ強化目指す東海大

 東海大両角速もろずみはやし監督はいつも新しい試みに挑んでいる。今季の夏合宿では、長野県内の標高2000メートル級の高地で不整地を走らせてみた。その結果、負担が大き過ぎたのか、故障者が続出した。

www.yomiuri.co.jp

 

 

 

 

主軸充実で新戦力も台頭する東洋大

www.yomiuri.co.jp

 

 

 

全日本4位の駒大は箱根駅伝で3強の一角を崩せるか

 11月4日に行われた全日本大学駅伝熱田神宮伊勢神宮、8区間106.8キロ)で、過去最多の優勝12回を誇る駒沢大学は4位に終わった。箱根駅伝の予選会(10月13日)でぶっちぎりの1位通過を果たし、それを「0・5冠」と数え、全日本、箱根と続けて「2.5冠」をもくろんでいたが、夢はかなわなかった。それでも、メンバーに暗さはない。今大会で上位を占めた青山学院大(1位)、東海大(2位)、東洋大(3位)の「3強」の一角を崩すべく、駒大は箱根駅伝に挑む。

www.yomiuri.co.jp

 

 

 

厚い選手層で士気高い帝京大

 出雲、全日本でともに過去最高の5位に入り、勢いに乗る。主将の竹下かい(4年)は「他大学をびっくりさせるレースができた。以前なら大満足だったと思うが、全員、悔しがっていた。もっと上で戦いたい欲が出ている」と選手たちの士気の高まりを感じ取る。

www.yomiuri.co.jp