マラソン界で勃発した熱すぎるシューズ競争 「厚底VS薄底」デッドヒート

 男子マラソン日本記録保持者、大迫傑(ナイキ)の足元に注目が集まっている。記録を打ち立てた10月のシカゴ・マラソンで着用したシューズは、かかとの部分が高いナイキ社製の「厚底靴」。2月の東京で16年ぶりに日本記録を更新した設楽悠太選手(ホンダ)も履いていた。この“厚底ブームに待ったをかけたのが数々の名ランナーの靴を手掛けたシューズ職人、三村仁司氏(70)だ。ニューバランス社と提携し、これまで作ってきた「薄底靴」に進化を加えた新商品を発表した。2020年東京五輪を控え、各社が技術開発でしのぎを削る「シューズ競走」はデッドヒートを繰り広げている。

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