箱根で東海大を脅かすのはどこか。 ライバル校の強みがそれぞれ見えた

東海大両角速(もろずみ・はやし)監督は、全日本大学駅伝を優勝で終えられた要因を「5区を走った市村朋樹が、東洋大の西山和弥くんを逆転できました。それが以降の選手たちに、優勝しなければいけないというものを印象づけたと思う。それが大きかったです」
 そして、8区の名取燎太の快走で優勝を決めた。4年生のエース級4人を起用できない状態ながらも、今年の箱根駅伝を制した東海大が層の厚さを見せつける結果となったが、箱根駅伝へ向けては、ライバル校もそれぞれ底力の片鱗を見せる、面白い展開だった。

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