オリンピック記録を超えたパラ選手の謎 最新科学が解明した“隠された能力”を引き出す「身体」と「脳」

 この夏、一人の金メダル候補が東京オリンピックの出場を拒否された。その男の名はマルクス・レーム(32)。ドイツ出身の男子走り幅跳びの選手で、今年6月の大会で8メートル62の自己最高記録を更新した。8月2日の東京オリンピック男子走り幅跳び決勝で、金メダルを獲得したミルティディアス・テントグル(ギリシャ)の記録は8メートル41。レームは、その記録を21センチも上回っていたことになる。

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