東京五輪 短距離2種目出場要件

日本陸連 短距離2種目出場に4つのノルマ 決勝級記録、日本選手権2冠、リレー尽力

 東京五輪の陸上男子400メートルリレーに万全の状態で臨んで金メダルを獲得するため、個人の100メートルと200メートルの出場を原則1種目に絞る代表選考案を検討していた日本陸上連盟は19日、都内で理事会を開催し、東京五輪日本代表選考基準の修正案を審議し、承認した。選考要項に種目制限の文言を入れなかったが、金メダルの期待が懸かる400メートルリレーには独自の戦略をまとめた。

www.daily.co.jp

 

 

 

日本陸連 短距離個人2種目出場容認も“高いハードル” 東京五輪へ「リレー戦略」発表

 日本陸連は19日、都内で理事会を開催し、東京五輪男子400メートルリレー金メダル獲得に向けた「リレー戦略」を発表した。万全の状態でリレーに臨むために短距離で個人の出場を原則1種目に絞ることを盛り込んだ昨年12月の選考要項案から種目制限の文言を撤廃、基準を満たした選手は2種目出場を認めることが承認された。ただし、設定基準は厳しく実質的には種目制限と変わらない。短距離2種目の五輪出場を目指す日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(21=米フロリダ大)にとっては高いハードルとなった。