ファンからも「卑怯だ」と叩かれたソウル五輪を経て、瀬古利彦が実現した「マラソン一発選考システム」

 新型コロナウイルスの感染拡大によって無観客開催の可能性が取り沙汰される東京五輪だが、本来であれば旧来のやり方を大きく改革した「マラソン代表選考」の結果が試される場として注目されるはずだった。基準を満たした実力者のみを集めた事実上の“一発勝負”となるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)が導入され、それを取り仕切ったのが日本陸連ラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦だ。

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