短距離隆盛の陸上に新たな可能性。強化が実り始めた4×400の今後。

 5月11日、12日に行なわれた世界リレー。最も注目を集めていた4×100mリレーはバトンミスで失格に終わったが、一方で、4×400mリレーは4位となり、今秋に開催される世界選手権の出場権を獲得した。

 初日の予選では組の1位、全体3位で翌日の決勝に進んだ。決勝では、1走のウォルシュ・ジュリアンが流れをつくり、2走の佐藤拳太郎、3走の北谷直輝も4番手でつなぐ。アンカー若林康太はベルギーにかわされて5位でゴール。アメリカが失格し順位が繰り上がっての4位ではあったが、上々、いやそれ以上の好成績と言えるだろう。

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