病と生きる 元陸上選手・小幡佳代子さん(46) ランナー特有の痛み、最後の大阪では出ず

 28日は、第37回大阪国際女子マラソン。今年も寒空に熱い声援が響く日を迎える。世界選手権女子マラソンで8位に入賞するなど、現役の16年間に27回も完走したタフさが持ち味の元陸上選手、小幡佳代子さん(46)は、自己ベストも引退レースも、大阪のこの大会だった。右足のしびれに悩まされながら、最後のレースは「ミラクルみたいにしびれが出なくて走れたんですよ」。幸せな競技人生だったという。

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