川内、フルマラソン10勝!瀬古氏に並んだ

◆マラソン10勝
 メキシコ五輪銀の君原健二(12勝)、同9位の宇佐美彰朗(11勝)ら往年の名選手は年間3〜5レースに出場。第一線で活躍していた時期の勝利は2ケタに到達している。80年代は瀬古利彦が15戦10勝と勝ち星を重ねたが、最近は東アフリカの選手の躍進で、日本人トップ級でも国内レースすら勝てない状況。福岡、東京、びわ湖の3大マラソンでは、10年東京の藤原正和以来勝ち星がなく、びわ湖は02年の武井隆次が最後の日本人王者となっている。今回の世界陸上代表も、マラソンで勝っているのは川内と藤原正(1勝)だけだ。

記 事