山陰中央新報社は10日に開かれる第26回浜田―益田間駅伝競走大会(愛称・しおかぜ駅伝)のレース結果(各中継所通過上位10チーム)を、パソコンとスマートフォン、携帯電話で速報します。
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大迫、日本歴代5位マークも記録より先頭争いが大事「瀬古さんは目指すべき姿」
東京五輪の男子代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を争うシリーズとして行われた福岡国際マラソン(3日)で日本人トップ、全体3位でMGCを突破した大迫傑(26)=ナイキ・オレゴンプロジェクト=が4日、福岡市内で取材に応じた。
マラソン大迫、好走から一夜明け展望語る 目指す先は早大先輩・瀬古氏
福岡国際マラソンで2時間7分19秒の日本歴代5位の記録で3位に入った大迫傑(26)=ナイキ・オレゴンプロジェクト=が快走から一夜明けた4日、福岡市内で取材に応じ「勝負強さが大事」と次回以降のマラソンへの展望を語った。
ただひとり「世界レベル」の大迫傑。独自のメソッドで五輪メダルを狙う
「タフなレースでした」
レース後、大迫傑(すぐる/ナイキ・オレゴンプロジェクト)は開口一番、そう言った。
国内外から実力ある好選手が集まったレースは、途中で有力選手が脱落していくなか、大迫が粘りの走りを見せた。30km以降、勝負どころでペースが上がり、スティーブン・キプロティク(ウガンダ)との2位争いは熾烈を極めた。
大迫2時間7分19秒 日本歴代5位
2度目のマラソンのフィニッシュテープを、大迫は引き締まった表情のまま切った。初挑戦だった4月のボストンは最後にガッツポーズ。その時を上回る日本歴代5位の好記録にも笑顔はなく、「何も考える余裕がなかった。100%、自分の力を出せた」と振り返った。
20代3人躍進、喜ぶ陸連
大迫を含めた20代の3選手がMGCに進み、東京五輪へ明るい兆しが見え始めた。日本陸上競技連盟マラソン強化戦略プロジェクトの瀬古利彦リーダーは「すごくホッとした。アッパレをあげたい。東京五輪の時に脂がのる年齢になる世代が上位で良かった」と普段以上の冗舌ぶりで喜んだ。
初マラソン神野大地は13位 瀬古リーダー「将来的な適性はあるんじゃないか」
2020年東京五輪の代表選考会出場権、2018年アジア競技大会(ジャカルタ)の日本代表選考会を兼ねて行われ、2時間5分48秒のソンドレノールスタッド・モーエン(26)=ノルウェー=が優勝した。4月のボストン・マラソンで3位に入った大迫傑(26)=ナイキ・オレゴンプロジェクト=が2時間7分19秒で日本人トップの3位。初マラソンに挑んだ“3代目山の神”神野大地(24)=コニカミノルタ=は、20キロ付近で先頭集団から遅れ、2時間12分50秒で13位に終わった。
瀬古リーダー、大迫に「あっぱれ!」 好記録絶賛「マラソン界の桐生君になって」
2020年東京五輪の代表選考会出場権、2018年アジア競技大会(ジャカルタ)の日本代表選考会を兼ねて行われ、4月のボストン・マラソンで3位に入った大迫傑(26)=ナイキ・オレゴンプロジェクト=が2度目のマラソンで日本歴代5位の2時間7分19秒をたたきだし、日本人トップの3位に入った。優勝は2時間5分48秒のソンドレノールスタッド・モーエン(26)=ノルウェー。
本日、第71回福岡国際マラソン選手権大会の共同記者会見が行われました。
今大会、注目の国内外の招待選手、有力選手が大会の抱負や目標を述べました。
怪物に山の神、福岡国際マラソンに箱根スターが集結
大迫傑「勝負に勝つレースを」GC出場権獲得へ抱負
20年東京五輪のマラソン代表2枠を決めるグランドチャンピオンシップ(GC)の出場権の懸かる福岡国際マラソン(3日)の有力選手会見が1日、福岡市内で行われた。男子長距離界のエースで、2度目のマラソンとなる大迫傑(26=ナイキ・オレゴンプロジェクト)は「ベストを尽くし、先頭争いに絡めたらいい」と抱負を述べた。
川内優輝 東京五輪選考会権利取っても「出ない」 選考を荒らす気は満々
初マラソンの神野大地「マラソンといえば神野と、期待してもらえるランナーに」
公式会見が1日、福岡市内で行われ、箱根駅伝の山上り5区で活躍し、“3代目山の神”と呼ばれた神野大地(24)=コニカミノルタ=は、待望の初マラソンに挑む。「やるべきことはやってきた。目標タイムは2時間8分59秒。MGC(東京五輪選考会の権利)も確実に取りにいきたい」と、意気込んだ。