大迫傑、ラストラン関連記事
大迫傑、約束の「家族で駅伝」 その日が、本当の引退になるのかも…父・猛さん手記
男子マラソンで現役ラストレースに挑んだ大迫傑(30)=ナイキ=が、五輪では日本男子最速の2時間10分41秒で6位入賞を果たした。日本人では12年ロンドン五輪6位の中本健太郎以来、2大会ぶりの入賞だった。見守ってきた父・猛さん(58)がスポーツ報知に手記を寄せた。
“ラストラン”大迫傑が6位入賞も…なぜ日本男子マラソン勢はメダルに手が届かなかったのか?
東京五輪2020のエリウド・キプチョゲ(36、ケニア)は美しくて、とにかく強かった。男子マラソンの世界記録保持者で、非公認レースではサブ2(2時間切り)を成し遂げた“生きる伝説“が8日、東京五輪の男子マラソンで北の大地を疾走した。
ギアを入れたのは30.5km付近から。35kmまでの5kmを14分28秒までペースアップ。先頭集団にいた他の10人のランナーを簡単に突き離して、独走態勢に入る。キプチョゲは40kmまでの5kmも14分56秒で走破。42km付近で一度だけ後ろを確認すると、ウイニングランを楽しんで栄光のゴールに飛び込んだ。
優勝タイムは2時間8分38秒。後続に1分20秒以上の大差をつけた。後半のハーフを1時間3分23秒で突っ走った計算になる。そして、アベベ(エチオピア)、チェルピンスキー(東ドイツ)に続く五輪連覇を悠々と達成した。