順大・三浦龍司が衝撃的な日本新 3000m障害に巻き起こる“活性化現象”

 「衝撃的な」という言葉がふさわしい走りだった。

 順天堂大2年の三浦龍司は男子3000メートル障害で、5月9日の五輪テスト大会で8分17分46秒の日本新記録をマーク。18年ぶりに国内レコードを更新して東京五輪の標準参加記録(8分22秒00)を突破し、3位以内に入れば即内定が決まる立場で日本選手権を迎えていた。まだ19歳の大学2年生が、順当に五輪行きを決めるのか。注目を一身に集める中、大阪・ヤンマースタジアム長居で見せたパフォーマンスは、その期待を大きく上回るものだった。

2020.yahoo.co.jp

 

 

転んでも8分15秒99の日本新を出せた理由とは?
レース展開でも競技姿勢でも光る19歳の判断力

 日本選手権3日目(6月26日・大阪市ヤンマースタジアム長居)。今大会初の日本新記録が男子3000m障害で誕生した。5月のREADY STEADY TOKYOで18年ぶりの日本新となる8分17秒46(五輪参加標準記録突破)で走っていた三浦龍司(順大)が、残り2周の水濠で転倒したにもかかわらず、8分15秒99で優勝した。

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3000msc 決勝