「衝撃的な」という言葉がふさわしい走りだった。
順天堂大2年の三浦龍司は男子3000メートル障害で、5月9日の五輪テスト大会で8分17分46秒の日本新記録をマーク。18年ぶりに国内レコードを更新して東京五輪の標準参加記録(8分22秒00)を突破し、3位以内に入れば即内定が決まる立場で日本選手権を迎えていた。まだ19歳の大学2年生が、順当に五輪行きを決めるのか。注目を一身に集める中、大阪・ヤンマースタジアム長居で見せたパフォーマンスは、その期待を大きく上回るものだった。
「衝撃的な」という言葉がふさわしい走りだった。
順天堂大2年の三浦龍司は男子3000メートル障害で、5月9日の五輪テスト大会で8分17分46秒の日本新記録をマーク。18年ぶりに国内レコードを更新して東京五輪の標準参加記録(8分22秒00)を突破し、3位以内に入れば即内定が決まる立場で日本選手権を迎えていた。まだ19歳の大学2年生が、順当に五輪行きを決めるのか。注目を一身に集める中、大阪・ヤンマースタジアム長居で見せたパフォーマンスは、その期待を大きく上回るものだった。