渡辺康幸「ライバルの存在が生んだ“1時間6分台”の衝撃」

 千葉・市立船橋高校3年時のインターハイでは、1500mと5000mでの2冠を達成。

 全国高校駅伝では、エースの集まる1区で2年連続区間賞を獲得。

 10000mでは、当時の日本ジュニア記録である28分35秒8もマークした。

 そんな華々しい実績を持って'92年に早稲田大学へ進学したのが、渡辺康幸だった。

 渡辺の4年間の箱根駅伝は、同学年のライバルであるステファン・マヤカ(山梨学院大学)との戦いだった。

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