昨日(8/27)札幌・大通り公園発着
男子は村沢、女子は前田が東京五輪選考会出場権獲得
20年東京五輪選考の「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)シリーズ」初戦として行われ、男子は村沢明伸(26)=日清食品グループ=が2時間14分48秒で優勝。女子は、次世代エースとして期待される前田穂南(21)=天満屋=が2時間28分48秒で制し、MGC切符を手にした。
箱根駅伝のエース、挫折乗り越え 村沢V
27日行われた北海道マラソン。ラスト1キロ、沿道のトレーナーから「タイムを見ろ」と言われた村沢明伸(日清食品グループ)は腕時計に目を落とした。MGC出場権を得る2時間15分以内まで3分半。カウントダウンの中、必死の形相で駆けた。目指す記録の12秒前にフィニッシュに飛び込むと両拳を強く握りしめる。「優勝は久しぶり。こみ上げてくるものがあった」と喜びに浸った。
天満屋から新星 高卒3年目の前田V
27日行われた北海道マラソン。五輪マラソン代表を4人輩出している名門・天満屋から、また新星が出てきた。女子初のMGC出場権をつかんだ高卒3年目の前田穂南(ほなみ)は「優勝とMGCの資格を狙っていた。すごくうれしいです」と初々しく喜んだ。
日本陸連の瀬古リーダー、男女優勝者に安堵「最悪、一人も突破しないのではないかと…」
20年東京五輪選考の「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)シリーズ」初戦として行われ、男子は村沢明伸(26)=日清食品グループ=が2時間14分48秒で優勝。女子は、次世代エースとして期待される前田穂南(21)=天満屋=が2時間28分48秒で制し、MGC切符を手にした。