フリーターから箱根駅伝、そして世界へ

 大物新人・大迫傑(日清食品グループ)の走りが注目された1月1日の全日本実業団対抗駅伝ニューイヤー駅伝)1区。5キロ14分20秒、10キロ28分43秒で通過する集団の中で冷静に走っていた大迫が、予定通りのラスト800メートルからスパートして逃げ切った。

 しかし、優勝候補コニカミノルタトヨタ自動車を抑えて、わずか5秒差の2位でタスキをつないだのは、プレス工業の梶原有高だった。

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