新谷仁美がメダル獲得にこだわるワケ

先日、閉幕した世界陸上だけど、その中でも感動的だったのは女子1万メートルの新谷仁美ユニバーサルエンターテインメント)の勝負を懸けたレースだった。
「走るのは嫌い。1万メートルは長いからイヤ」と公言していた新谷だが、意識が変わったのはロンドン五輪だった。一緒に出場した福士加代子(ワコール)や吉川美香パナソニック)と交代しながら、スタート直後から先頭に立ち、30分59秒19の自己新で9位になったレースを経験してからだ。

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