本日(5月3日) 静岡・小笠山(運)静岡スタジアムで開催
悔しさ晴らす果敢な走り 広中璃梨佳、念願の五輪切符
昨年12月の日本選手権女子5000メートルで田中希実に敗れ、東京五輪出場を決められなかった広中璃梨佳は「また強くなった姿を見せられるように頑張りたい」と誓った。あれから5カ月。果敢にレースを引っ張り、念願の切符を勝ち取った。
伊藤達彦が初の五輪代表 「体と対話」で急成長
東京オリンピック代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権男子1万メートルが3日、静岡県袋井市の静岡スタジアムであり、伊藤達彦(Honda)が初の五輪代表に決まった。2020年12月の日本選手権で東京五輪参加標準記録(27分28秒00)を突破する日本歴代2位の27分25秒73をマークしており、今大会で3位以内に入ることが代表の条件だった。
去就は明言せず 陸上1万メートル、福士は最下位でゴール
東京五輪代表選考会を兼ねて3日行われた陸上の日本選手権1万メートルで、女子の福士加代子(ワコール)はレース序盤から早々と遅れ、完走した19人の中で最下位に終わった。同種目での五輪出場の可能性は消滅し、レース後はグラウンドに一礼。「1等賞もやって、2番、3番…。こんなドベ(最下位)で周回遅れもなかったし、ひと通り全部経験しました」と苦笑するしかなかった。