普段着の“ピーキング”で6位入賞を目指す川内優輝

「僕は普段から疲れをためないので、レース前に極端に練習を減らさなくても調子を上げられる。3日間くらい練習量は落としますけど、(太りやすい体質なので)体重が増えないように注意しています。前日に1000mの刺激を入れて、カレーライスを食べ、レースに向かう気持ちを高めていく。そのほかのことはあまり意識せずに調整はやっています」

川内流ピーキングは、モスクワ世界陸上に向けても変えるつもりはない。3週間前に釧路で30kmレースに出て最終チェック。世界陸上が開幕する8月10日の1〜2日前まで通常勤務する。いつもの市民ランナースタイルでモスクワに乗り込む。


記 事