箱根で勝つのに必要な4年生の調子が上がらない

関東インカレ、最終日――。

 この日は朝から日差しが強く、気温がグングン上がっていた。9時スタートだが、ロードの周りの気温はすでに25度近くある。暑さとの戦いで厳しいレースになりそうだ。
 ハーフマラソンを走る選手たちを応援するために、コースの沿道には各大学の応援や父兄、大学関係者が陣を取っている。青学陸上部の選手やマネージャーたちも数名単位でコースに散らばっている。
今年のチームでは4年生・下田裕太に大きな期待がかかる
 青学からは下田裕太(4年)、山田滉介(3年)、林奎介(3年)の3名がエントリーしていた。
  関カレのハーフマラソンは青学がここ3年間、神野大地、池田生成(2連覇)で3連覇している。4連覇をかけてのレースになるが、この種目は箱根につながるレースでもある。昨年、原晋監督は池田が連覇したことを喝采し、箱根での起用を決めた。そして、池田は9区を走り、箱根3連覇に貢献したのだ。

 

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