シューズ職人「三村仁司」を紐解く

三村仁司66歳。シューズ作りの名工である。

 三村が作ったシューズを履いて、輝かしい成績を残したアスリートは数知れない。 有森裕子バルセロナアトランタオリンピックで銀と銅メダルを獲得すると、 高橋尚子野口みずきが、シドニーオリンピックアテネオリンピックで、 たて続けに金メダルを獲得した。奇跡に近い快挙だ。シューズ作りの名人として、 陸上競技とマラソン界で、もはや、その名を知らない人はいない。

 さらには、野球のイチロー選手やサッカーの香川選手など多競技に渡って、 シューズを作っていることでも有名。マラソン競技にとどまらない活躍を見せている。

 最大の特徴は『選手からの信頼』がとにかく厚いことだ。それはなぜか?

  −− インタビューを通して解明してみた『その理由』を このコラムで皆様にお伝えしたい −−


<第一話> 有森裕子との秘話

<第二話> シューズへの想い 

<第三話> シューズは芸術作品

<最終話> 涙の数の想い