有森裕子 ランナーの安易な鉄剤注射はドーピングと同じ

医学的に必要なケースを除き、陸上界からの根絶を

 有森裕子=元マラソンランナー

 

 皆さんこんにちは。寒くなったり暖かくなったりを繰り返して、季節が少しずつ春に近づいてきましたね。

 3月3日には、真冬のような冷たい雨が降るなか、東京マラソン2019が開催されました。2018年に男子マラソン日本新記録(2時間5分50秒)を樹立した大迫傑選手(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)は、残念ながら29km付近でリタイアとなりましたが、初マラソン堀尾謙介選手(中央大)をはじめとした4人のランナーが新たに、2019年9月に開催されるMGC(マラソン・グランド・チャンピオンシップ、東京五輪ラソン代表決定レース)の出場権を獲得しました。

 さらに、3月10日に開催された名古屋ウィメンズマラソンでも、福士加代子選手(ワコール)ら5人の女子選手が新たにMGCへの出場権を獲得しました。誰が五輪の切符をつかみ取るのか、ますます楽しみな展開になってきました。

gooday.nikkei.co.jp

 

日本陸上競技連盟ホームページ【会見レポート】鉄剤注射に関する今後の対策について