順大と日体大がしのぎを削った1980~83年、順大の中島(現姓・亀井)修三さん(62)は日体大の大塚正美と共に4年連続区間賞を獲得し、81、82年は総合2連覇に貢献した。
1年目は7区。2分42秒差の2位でたすきを受け取り、前を行く日体大の背中を追った。「どんどん詰まって、長い直線道路では前の伴走車が見えるようになった」。差を1分23秒に詰め、たすきを8区につないだ。しかし、8区で大塚に区間新記録の走りで再びリードを広げられ、日体大に総合優勝を奪われた。この時から大塚とすれ違いながらのライバル関係が続く。