トップに4秒差、38歳岡本直己「キプチョゲ選手も同い年」年齢との向き合い方

 38歳の岡本直己中国電力)は、年齢を言い訳にしないようにしている。

 18年大会の王者は、14歳年下の名取燎太(24=コニカミノルタ)と熾烈な優勝争いを繰り広げた。

 意地を示したのは、残り3キロを切ってからだった。岡本を含めた4人の集団走が続く中、名取が飛び出した。安定した走りで後続を突き放す。その時点で勝負あったかに思われた。

 しかし、岡本は食らいついた。

 「最後、意地だけは見せましたね。やっぱり勝ちたかったので」

 懸命の追走で名取に並ぶ。逃げ切りを許さなかった。

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