桐生9秒台へ“科学のメス” 異例!世界Jrにデータ分析チーム派遣

 日本陸連が、22日に開幕する世界ジュニア選手権(米オレゴン州ユージン)に科学委員会を派遣することが2日、分かった。同委員会は過去、世界選手権などへの派遣はあるが、世界ジュニアは初。男子100メートルで桐生祥秀(18=東洋大)が9秒台をマークした際の詳細なデータ分析だけでなく、世界ジュニア記録の9秒97を持つトレイボン・ブロメル(18=米国)ら海外のライバルも徹底的に解剖する。
世界ジュニアに向けては「同世代との勝負になるんで、勝ちたい」と気合を入れている。100メートル決勝は23日(日本時間24日)。日本初の9秒台で、ワンダーボーイが世代最速の称号を手に入れる。

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