2024年3月3日、新谷仁美(積水化学)が再び東京マラソンに帰ってくる。2022年の東京マラソンで13年ぶりにマラソン復帰。レース後「マラソンはもう嫌。2度とやりたくない」と語っていたが、この数年はマラソンでの日本記録更新に挑み続けている。 昨年は、目標達成まで「あと数秒」に迫ったレースや、そこからの失敗レースも経験した。この1月には自身がペースメーカーを務めた大阪国際女子マラソンで、前田穂南(天満屋)の日本記録樹立の瞬間も目撃した。紆余曲折を経てたどり着いた東京の地で、彼女は何を目指すのか。そこに至るまでの葛藤についても聞いた。
「レース3日前にコーチと大ゲンカ」でも日本記録に肉薄だったのに…《東京マラソン参戦決定》新谷仁美が明かす「ベルリンで失速」のナゼ
「実はレース途中で運営にキレたんです」…《19年ぶり日本新記録》大阪国際女子マラソンで“神ペースメーク”の新谷仁美が語る「まさかの真相」