非実業団=現役引退、ではない…箱根5区2年連続1位・帝京大の細谷翔馬が“公務員ランナー”に「五輪を目指したい」

 2年ぶりに開催された東京マラソン

 エリウド・キプチョゲ(ケニア)が自身の世界記録に迫ろうかという貫禄のレースを見せ、鈴木健吾(富士通)は万全な状態でなくとも日本人トップとなり、昨年樹立した日本記録がフロックではなかったことを示した。

 そして、その後方では、1人の大学生ランナーが奮闘していた。昨年、今年と2年連続で箱根駅伝の5区区間賞を獲得した帝京大4年の細谷翔馬だ。ファイアーレッドの公式ユニフォームではなかったが、これが細谷にとっての大学ラストランだった。

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