女子長距離に「規格外ランナー」出現 25歳・山ノ内みなみ「夢はフルマラソン」

 先月28日に行われた陸上の織田記念国際女子5000メートルで、一躍脚光を浴びた女子長距離の山ノ内みなみ(京セラ)。日本人トップとなる15分21秒31の好タイムをマーク。市民ランナー出身で本格的に練習に打ち込みだしたのは、この2月から。「ある意味、規格外」(佐藤敦之(あつし)監督)の存在だ。

 広島市エディオンスタジアム広島。世界選手権マラソン代表の安藤友(ゆ)香(か)ら、実力派ぞろいのレースで、残り2周800メートルでスパートをかけた。172センチの長身を生かしたストライドが持ち味。1週間前に鹿児島の記録会で残した自己ベストを10秒以上更新し、日本人トップの4位でフィニッシュした。

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