「3代目・山の神」神野大地(23)=コニカミノルタ=が4日、12月の福岡国際でマラソン初挑戦することを正式に表明した。「チーム内で話し合って、17年度の試合日程が決まりました。個人としては福岡国際マラソンが最大の目標。現実的なターゲットは2時間8分59秒。その上で、初マラソンで日本記録(2時間6分16秒、02年・高岡寿成)という強い気持ちを忘れずに臨みたい」と力強く話した。
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若手惨敗、失望隠せず 瀬古利彦氏
5日に行われた第72回びわ湖毎日マラソン大会、世界選手権の最終代表選考会を終え、日本陸連の瀬古利彦リーダーがまくし立てた。「なぜ走れないのか。良いコンディションで、2時間7、8分台が出ると思った。ショックが大きい。裏切られた感じだ」。今回も2020年東京五輪へ向けて期待する若手の台頭はなく、失望を隠せなかった。
青学大エース一色が無念の棄権 水分補給失敗し搬送
1月の箱根駅伝で青学大の3連覇に貢献した一色恭志(ただし、22)が無念の途中棄権を味わった。
びわ湖日本人トップの佐々木「タイムは話にならない」
びわこマラソン関連
未完の大器、殻を破る《びわこ毎日マラソン/中 宮脇千博(25)=トヨタ自動車》
かつて成長の階段を一気に駆け上った男が、3年ぶりのマラソンに挑む。けがを乗り越えて臨む2度目の42・195キロに向けて、「1年かけて準備をしてきた。最後までマラソンランナーとして勝負をしたい」と力を込める。
初の42・195キロで新境地《びわこ毎日マラソン/下 村沢明伸(25)=日清食品グループ》
華やかな経歴を持つ有望株が、2020年東京五輪を見据えて初マラソンに挑む。本人は「走り終わった先に足りないものが見えてくると思う」と慎重だが、指導する日清食品グループの白水昭興総監督は「目標は2時間9分からプラスマイナス1分程度。それぐらいの手応えはある」と評価する。
毎日新聞
5日号砲 びわこ毎日マラソン/上 一色恭志(22)=青学大
泥臭さが「究極の姿」
世界選手権(8月、ロンドン)の代表選考会を兼ねたびわ湖毎日マラソン大会(毎日新聞社など主催)が5日、大津市の皇子山陸上競技場を発着点に行われる。昨夏のリオデジャネイロ五輪で2大会連続の入賞を逃した男子マラソンでは、3年後の東京五輪に向けて若手の台頭が待望される。春の到来を告げる湖畔で、才能を開花させるのは誰か。3人の有望株を紹介する。
ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170301/ddm/035/050/174000c#csidx24ef3c0b6a97e10a2590893d60d5980
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