女子800mの向井vs.石塚 400 mと1500mのチャンピオン2人が対決した好勝負

「やっぱり1500mチャンピオンのスパート力は半端じゃありませんでした。400 mと1500mの優勝者同士の対決でどうなるかと思ったのですが、向井さんの位置取りとスパートのタイミングが絶妙でした」
 石塚晴子(東大阪大敬愛3年)の分析が的確で、取材をしている側にも臨場感をもって面白さが伝わってきた。

 400 m(と400 mH)優勝者の石塚と、1500m優勝者の向井智香(至学館3年)の対決が注目された女子800m(この2種目の優勝者が800 mで対決するのは史上初の可能性あり。正確な情報は陸マガ次号に載るかも)。1周目のバックストレートで石塚が先頭に立ったのは、石塚本人も想定していた展開。ただ、少し抑えているような印象も受けた。


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