男子100メートル 日本人初9秒台争いがヒートアップ、6月にXデー!?

 日本最速の称号を巡る争いが、がぜん面白みを増してきた。

 21日に行われた東日本実業団選手権(熊谷)の男子100メートルで、ロンドン五輪代表の山県亮太(23)=セイコーホールディングス=が準決勝で大会記録の10秒08(追い風2・0メートル)、決勝でも10秒12(向かい風0・6メートル)をマークし優勝。ジャマイカ人の父を持つケンブリッジ飛鳥(22)=ドーム=も予選で10秒10(追い風0・7メートル)をマークし、2人ともリオデジャネイロ五輪参加標準記録(10秒16)を突破。これで日本人の参加標準記録突破者は高瀬慧富士通)、桐生祥秀東洋大)と合わせて4人となり、五輪代表、日本人初の9秒台を巡る争いが、一気に過熱した。

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