“誘導ミス”で県駅伝予選2位の中越高、2か月に渡る猛抗議も結果は覆らず。全国大会の夢が途絶える「無念さを感じざるを得ません」

 “誘導ミス”で全国駅伝の夢が途絶えた高校があった。

 10月28日に開催された新潟県予選会(男子)の3区で悲劇は起きた。トップを走行していた中越高校は先導の自転車により誤ったルートに誘導され、約200メートル長く走らされた。2位以下に約20秒のリードを保っていた中越高だったが、正規ルートから外れた間に十日町高校に先頭を譲ってしまい、4区へ襷を渡した時には13秒のビハインドとなったのだ。

 中越高は前を猛追するも、最後までトップに返り咲くことはなく十日町高とは12秒差の2位で涙を流した。この事実を知った中越高は、10月31日付で抗議文を新潟県高等学校体育連盟に提出した。だが正式結果発表後30分以内の抗議でなかったため、競技規則に則り認められなかった。

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