出雲駅伝 その後

箱根制覇へ視界良好「圧勝でした」駒澤大出雲駅伝を全区間2位以内で優勝、エース田澤は「これまでは自分に頼る試合が多かった。でも…」

 その眼には涙が浮かんでいた。

 チームメイトが「芽吹、芽吹」と声を上げている。鈴木芽吹(3年)は、周囲の歓声と仲間たちの声に迎えられ、右手を挙げてフィニッシュテープを切った。

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 涙がこぼれ落ち、目頭を押さえる。

「やった、やった!」

 田澤廉(4年)たちの笑みがこぼれた。駒澤大は、9年ぶり4度目、大会新記録で出雲駅伝の優勝を決めた。

「圧勝でした」

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オーダー表で見えた優勝への「本気度」 2位の國學院大は「誰も満足していない」

 10月10日に開催された第34回出雲駅伝で、國學院大學が2位に入った。2019年は初優勝、20年の中止をはさんで前回大会の4位からランクアップ。しかし選手たちは引き締まった表情で、悔しさと優勝への思いを語った。

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箱根駅伝まで3カ月…青学大4位は波乱だったのか? 原晋監督が明かす「不安が的中しました」 駒大vs青学大の2強を追う“2つの大学”

 レース前、青山学院大原晋監督は出雲駅伝をこう予想した。

「中央と、駒澤と、国学院が強そうだよね。ウチも“ワンチャン”ありますよ。前半でうまくタスキが流れれば、見せ場は作れると思うけどね」

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 まったくもって、その見立ては正しかった。2022年度の駅伝シーズン初戦、出雲の順位は駒澤の優勝、国学院の2位、中央の3位。まさに原監督の見立て通りだった。そして青学大は3区でエースの近藤幸太郎(4年)が見せ場を作ったものの、最終的には4位に終わった。原監督の敗因分析は厳しかった。

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