世界陸上でクラスター発生…「スポーツ産業国」である日本の驕りが希薄な危機感を生む

 世界陸上選手権が終わった。競歩や女子やり投げ北口榛花の活躍はあったが、盛り上がりに欠けた。理由は日本チームのコロナ感染クラスターだ。 史上初女子やり投げ銅の北口榛花 チェコ人指導者に出会い即弟子入り宣言、単独渡欧した活力  人気種目のマラソンでは鈴木健吾、一山麻緒新谷仁美という期待選手が直前に消え、お家芸を自負する400メートルリレーも小池祐貴の欠場で編成が乱れて最後は失格。最終的に選手6人を含む19人が戦線離脱した。大会全体の感染者数は選手10人の計58人だというから、異常な数字だ。日本でも知られる女子マラソンの元女王、ロザ・モタは米国出国時の検査で陽性になったそうだが、新型コロナウイルスは誰もが感染する。問題はクラスターだ。

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