1500Mでも驚異のスパート、三浦龍司…五輪7位の得意種目で「世界と戦える速さ」求めて

 風がぬるみ、花々が道端を飾りだすと、陸上競技はトラックシーズンを迎える。その幕開けのレースで、東京オリンピック後の世界を見据える学生ランナーが、進化の息吹を感じさせた。春真っ盛りの熊本に中長距離界のトップランナーたちが集まった、4月9日の金栗記念選抜中長距離大会。日本マラソン界の父、そして、箱根駅伝の生みの親でもある金栗四三(かなくりしそう)の名を冠したレースで、順天堂大三浦龍司(3年)が鮮烈なスパートで目を奪った。

news.yahoo.co.jp