なぜ男子マラソンで“ベテランランナー”が活躍できるのか?…35歳佐藤悠基に聞く「年齢は言い訳にできない」〈世界王者キプチョゲも37歳〉

 近年、マラソンの高速化が止まらない。それ以上に驚かされるのが30代後半の選手がマラソンで大活躍していることだ。

【秘蔵写真20枚超】かわいいメガネ姿の大迫に設楽、柏原・今井・神野の「歴代山の神」に佐藤vs.竹澤、渡辺、マヤカ、瀬古、Qちゃんや増田明美も!名ランナーの若き激走。

 瀬古利彦(日本陸連のロードランニングコミッションリーダー)が1986年10月のシカゴで2時間8分27秒(当時・世界歴代10位)のパーソナルベストで走ったのは30歳。現役を引退したのは32歳のときだった。

 時は流れ、高岡寿成(中長距離・マラソン担当シニアディレクター)が2002年10月のシカゴで2時間6分16秒の日本記録(当時)を打ち立てたのは32歳。38歳まで現役生活を送った高岡が最後に2時間10分を切ったのは2006年2月の東京国際(2時間9分31秒)で35歳のときになる。

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